2009年12月01日

聴くこと・傾聴ボランティアの話から学ぶこと


 ◇傾聴ボランティアとは・・・アメリカで30年前から行われている、

シニア・ピア・カウンセリング(元気な高齢者が、カウンセリングの基本を

学び、悩みを持つお年寄りの話相手として相談にのる)ボランティアのこと





 ◇「黒」 を 「白」 と言われても、まず聴く


人間には、この世で自分が一番大切な存在であるという意識があって、

誰もが自分の存在、生きてきた歴史を認めてほしいという願望があるそう

です。


この願望が、話を聴いてほしいという欲求をもたらすと。

だから、誰かに関心を持たれると、生きていくエネルギーがわいてくる。


「聴く」 ということは、そのエネルギーを生み出す大切な支えになります


聴き上手になるためには、まず相手の話を否定しないこと。

人間は誰しも自分の価値観で話を聴こうとするので、黒だと思っていたもの

を白と言われると、反論したくなります。


だから心の中で、

自分とは考えが違うけれど、まずこの人の話を聴いてみよう」 と訓練す

ることが大事。



また、自分がしゃべりたい欲求を抑えて口数を少なくすること。


傾聴の基本は、相手が話す割合が7、自分が3です。


人の話を聴いていると、どうしても自分のことを話したくなりますが、

「聴こう」 と強く意識しながら聴くことが大切。


現代はまだまだ聴き手が少なく、上手に聴ける人は貴重な存在です。


聴き上手であることは、地域の活性化、家庭円満、円滑で効率のいい職場

作りのための原理原則で、人として生きていく上の根底、根幹を成している

人間としての基本なんですね。



 ◇熟年離婚の原因は、夫が 「聴かないこと」


子育てでウツになる母親が増えているそうです。

じつは、夫とのコミュニケーション不足が原因であることが圧倒的に多い

そうです。


子どもに手がかかるということ自体ではなく、子育ての悩みを夫が聴いて

くれないことに大きなストレスを感じてしまう。


そして、恐ろしいことに、熟年離婚の大きな原因の1つがこれ。

「子育てで大変だったとき、あなたは何も話を聴いてくれなかった」

ということが、積年の恨みになるのです。


夫にとって、たわいもない話も、妻にとってはとても重要なんです。


男性にとって、夫婦間のコミュニケーション不足は本当に要注意です。


たとえ仕事で疲れていても、大好きな野球をテレビ観戦していても、5分で

いいから、妻の話に耳を傾けることです。


捨てられたくなかったら。(笑)


 ◇聴けば相手も、自分も変わる


相手の方を大事な存在だと思うことが基本です。


交際を始めてから間もない恋人同士は、相手の好みや機嫌、気持ちを察し

ようと、ちょっとした言動も聞き逃すまいと相手の話に一生懸命耳を傾け

ますよね。


それは、相手に対する愛があるからです。


また、聴くことでいろいろな知識が得られます。

「この人を通じて人生を学ぼう」 と思えば、真剣に聴けます。


スキルだけ磨いていては、傾聴の姿勢が相手の心に響くことはありません。


聴くことは、極端に言うと、寝たきりの方でも、車イスの方でも、頭がしっ

かりしていれば誰でもできるものです。


介護はされても、介護する人の悩みを聴いてあげることはできるのです。


仏頂面の男性も、冷たそうな女性も、傾聴を学ぶ講座に来られる方の多くが

次第に魅力的な笑顔に変わっていきます。


これはすごく不思議な現象ですが、

いい聴き方を身に付けることによって、相手も変わってくるし、自分自身も

相手を受け入れられるようになります。


今まで着けていた重い鎧(よろい)を脱ぎ捨てて、本来自分が生まれもって

いた童心のような清い心がよみがえってくるのです。



身近な方に対して、積極的な傾聴を実践されることをオススメします。







posted by 富力 at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く技術で、人生好転 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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