2009年11月12日

海洋温度差発電の高度な技術が、地球を冷す?

海洋温度差発電の原理が発明されたのは、1881年のフランス。

意外に、海洋温度差発電の研究の歴史は古いんですね。






佐賀大の研究チームが、研究を始めたのは第一次オイルショックの、

1973年。

開発は、「順調とは、言いがたい状態」 だったそうです。



それまでの海洋温度差発電の研究では、アンモニアを気化・液化させる、

蒸発器と凝縮器はパイプ状のものを使用していました。


しかし、パイプでは中を流れるアンモニアの熱が伝わりにくく、

気化させる効率が低かった。


やがて、火力発電や原子力発電技術の進歩により、海外の機関は、次々と

手を引いていきました。



そんな中で地道に研究を重ねていった、佐賀大の海洋温度差発電研究チーム

は、蒸発器と凝縮器を 「パイプ状」 ではなく、「板状」 のプレート式

にすることを考案。


これで、パイプより表面積が広くなって、アンモニアが気化する効率を一気

に50〜70%に高めることに成功しました。


課題は、現在の技術レベルでは、海水の温度差が20以上ある海域でしか

発電できないこと。


海上につくるプラントが高コストで、大規模化が難しいことなど。



技術の進歩でこれらを克服していけば、今後の広がりに期待が持てます。


2050年には、世界の人口が90億に達すると言われています。

急激に進む人口増加で、資源の争いや、飢えなく共存していくには、やはり

技術の進歩にこそ注目です。



「環境分野のリーダーは、世界のリーダー」 と言われているそうです。

日本が環境技術先進国として、世界を引っ張っていってほしいです。

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posted by 富力 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 海洋温度差発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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