2008年11月26日

日本の医療は大丈夫なのかな?A

   

◇「国民皆保険制度」 が根本問題だ!




家 「患者側」の根本原因のほうは?


こっちも、かなり大きな問題です。

日本では、原則として全員が公的医療保険に入っている、「国民皆保険制度

」、これです。


家 えっ? それがなぜいけないの?


人間、お金を払っていると、「元をとらないといけない」 という心理が

働くんです。


毎月「社会保険料」 とか、「国民健康保険料」 を天引きされています。

そうすると、「医者にかからないと損だ」 と思うんですよ。


国民の側がそう思うし、それを受け入れる医師の側も、それに応えなくては

いけなくなる。


その典型が、「コンビニ診療」 です。


家 コンビに診療って?


コンビニのように、24時間気軽に病院を利用する人が増えたんです。

すると、夜間診療で、待合室がいっぱいになります。


夜間に来る人たちは、「昼間働いているから、夜だったら会社休まなくてす

む」 という人が多いわけです。

それも、カゼとか、軽症の人が多い。


そうすると、夜間で医師も少ない中で、いっぱいの患者を診ないといけない

その結果、救急車で重病人がやってきても、受け入れることができない。

それで、「病院をたらい回し」されてしまう。



家 あー、なるほど。


だから医師もへとへとで、現場も大混乱です。

特に大変なのが、救急医療と、産婦人科と小児科。


医師だって、あまりに大変な労働環境は避けたいし、もっといい環境の

病院に移っていきます。


その結果、医師不足になるんだけど、全体の医師の数が不足しているわけ

じゃありません。 不均衡が起きているということです。


家 日本は、「医師不足」 というより「患者が多すぎる」 ということ

  ですね。



いま、日本の医療をどうするかということで、マスコミのニュースや、

政治家たちの議論を聞いていると、どうも 「財源は無限にある」 という

前提の議論しかしていません。


しかし、普通に考えれば、人が病気をして手術したり薬を投与したり

すれば、必ずコストがかかるんです。


そのコストを誰が負担するのかを、あいまいにしてきたツケが、公的医療

保険の莫大な赤字だし、公立病院の大赤字なんです。


この赤字をどうするのか。 

基本に返って、「病気にかかった人が治療費を払う」 ことにすれば、

赤字にならないはずなんです。


 ◇「自分の病気は、自分で治療代を払う」 が原則


家 では、「国民皆保険制度」 を改善しないといけない?


そもそも、「保険」というのは、「個人が掛け金を払って、いざというとき

に保険金をもらえる」 というのが原則です。


一方、「税金」 というのは、「道路とか橋とか、警察とか国防という、

みんなの利益のために、みんなで支払うもの」 なんです。


じゃあ医療費とは何か。


「個人が病気になったときに、個人が支払うもの」 が原則でしょう。


ところが、いまの公的医療保険は、「病気になった人は支払うけれども、

病気にならない人も支払う」 という制度ですよ。


しかも、給料から強制的に 「天引き」 されてしまう。

これは 「保険」 ではありません。


保険と言うのは 「自由契約」、つまり、

「私はいざというときのために、保険料の積み立てをしましょう」 と

契約するものです。


これを強制的に徴収しているのは、「財産権の侵害」 にあたるんです。

国みずから、憲法違反しているんですよ。


家 Q・えー!、そうなんだ。


これは、本来の 「保険」 ではないんです。

形としては、あきらかに「税金」 です。


「保険」 としては、とっくに破綻しています。


つまり会社で言えば倒産している状態なのに、それをかくすために、

国民の税金を投入して、赤字を補っています。

これは、やってはいけないことを、やっているということです。


これは、「公的年金」 もまったく同じ図式です。

強制的に徴収しておいて、支払わない人を 「未納だ」 と言って責める。

まったく本末転倒です。


本来なら、「オレは年金なんかいらないから、支払わない」 でOK

なんですよ。
             


posted by 富力 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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