2008年11月28日

「後期高齢者医療制度」 は、いったい誰が負担しているの?

家 公的医療保険は、「保険」 でなくて 「税金」 になっている。

  これは目からウロコですね。





では、解決方法をどうするか。

  これを、「短期」「中期」「長期」に分けて考えてみましょう。


まず 「短期的な解決方法」 ですが、今の公的医療保険をいったん清算

します。

つまり、毎月給料から天引きされている保険料を、個人にいったん全部

もどすんです。


そうすると、いま、健康保険に加入していると、本人は1割負担で、

家族は3割ふたんですから、家族が医者にかかって、「3千円」 払った

とすると、実際は 「1万円」 かかっているわけです。


カゼをひいて、医者にかかっただけで1万円も2万円もとられると、

「じつはこれだけの治療費がかかっていたんだ」 ということがわかる。


まず国民に 「あなたが1回病気になると、これだけのお金がかかって

いるんですよ」 ということを実感してもらう。

それがないと、国民は国に要求するばかりになるんです。


家 いま、「後期高齢者医療制度」 が大問題になっていますけど。


こんなの、「75歳以上にも、病院代を1割負担してもらいましょう」

と言っているだけなのに、「けしからん。年寄りに死ねというのか」

と大騒ぎしています。


「何をカン違いしているんですか。あなたが病気でかかった費用は、いった

誰が負担しているんですか。それを考えてください」 と、

言わなくてはいけないんです。


そういう意味でも、「全額自己負担」にしてみる価値は大きい。


◇2段方式にして、「自由加入」 にする。


家 そうはいっても、「10割負担」は大変ですよね。


そうです。

そこで、いったん今の制度をやめたあとに、新たな公的医療保険制度を

つくればいいんです。


今度は、本来の 「保険」 に戻して、「自由加入制」にする。

入ってもいいし、入らなくてもいい。


「私は、天引きはやめる。いざ自分が病気になったら全額自分で負担する

から」 という人は、入らなくてもいいんです。


そして、新しい公的医療保険は、「2段階方式」にする。

1段階目は、ある程度の保険料を毎月支払っていれば、年間の治療費を

カバーできるけれども、「上限100万円」 までなど条件をつける。


家 100万円を超えた場合は?


それは第2段階目で、「高額治療になった場合は、全額負担しますよ。

ただし、それなりの保険料をいただきますよ」 ということにする。


もちろん自由加入ですから、「私は大1段階だけでいい。高額になった

場合は、自己負担する」 とか、「民間の保険に入っているから、大丈夫」

でいいわけです。


家 でも、そうは言っても、貧しくて医療費が払えない人は、どうすれば?


そこが最大のポイントです。


低所得で、保険にも入れなくて、ガンとか高額治療を受けなければいけない

とき、どうするか。


たとえば、1千万円の治療費がかかったら、どうするか。


そのときは、国が 「無担保で貸しましょう。そのかわり、少しずつ返して

ください」 といえばいいんです。


その人自身も 「私の病気は1千万円もかかったんだな」 と責任感が出て

くるし、なんとか払おうと努力する。


タダにしてしまっては、ダメなんですよ。

タダにすると、いくらでも病院にかかっていいと思ってしまうし、逆に

不公平です。


生活に困らない範囲で、返済していくシステムにすべきです。


家 では、「中期的な対策」 は?


これは、「民間の保険会社の充実」 と 「徹底した規制緩和」 です。


  保険は、別に国がやらなくても、民間でカバーできるんです。


保険会社も今はいろりろ問題が起きたりしているけれど、これからさらに

充実してくるでしょう。


公的制度を補ってくれる民間の保険会社には、お金がかかる開発コスト

に対して法人税を免除するとか、減税して支援していくべきです。


それから、「私は保険はいらない。株とか土地を買って、老後や病気に

備えるから」 という人のためにも、株や土地をもっと買いやすくする。


土地をスーパーで買い物するくらいな感じで変えるように、手続きを

簡素化したり、いろいろと、「規制緩和」 をすること。

これが中期的にできることです。  



posted by 富力 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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