2009年03月05日

ダイオキシンを出さない技術が続々と誕生

 晴れ 技術革新がもたらす新ビジネスで環境問題も、発展的解決へ!





温暖化問題や環境ホルモンの問題など、環境問題への意識が高まってきて

いますね。

特に最近では、環境省などの調査によって、ダイオキシンの汚染が拡大して

いることが明らかになっているそうです。


ダイオキシンは、塩化ビニールなど塩素を含むプラスチック類を燃やした

ときに発生する猛毒物質で、ガンや奇形などを引き起こす危険性が高いと

されています。


そこで、大気汚染法や廃棄物処理法などが施行されるなど、年々国の規制が

厳しくなってきました。


今、環境保護のための投資が新しい市場を生み出し、専門技術を持つ企業に

ビジネスチャンスが到来しつつあります。



 ◇ダイオキシンを出さない技術が続々と誕生


ゴミ焼却炉で発生するダイオキシンを排出前に処理する技術として、注目

されているのが、金属の酸化物を利用した 「触媒」 です。


・ゴミを燃やした排ガスを、格子状に配置した触媒に通して、分解・無毒化

するという仕組みで、排ガス中のダイオキシンの99%以上を分解する装置

を開発した企業も出てきました。



・また、「超臨界」 と呼ばれる 「水」 の特殊な状態を利用して、

ダイオキシンを分解する研究も進んでいます。



通常、100℃で沸騰して液体から気体(水蒸気)に変わる水ですが、

374℃以上、圧力220気圧以上という高温・高圧下では、液体並みの

大きな密度と気体に近い運動エネルギーを持つ 「超臨界」 という特殊な

状態になります。


この状態の水は、ダイオキシンなどの有機物を分解する力を持つため、

ダイオキシンを含んだ灰や煙などを水と一緒に反応装置に入れて、

高温・高圧の状態を作ることで、分解することができるのです。


 ひらめき 汚染された環境を浄化する技術も!


すでに空気中に排出されてしまったダイオキシンについては、「光触媒」

という技術で除去する方法があります。


酸化チタンに太陽光などの光を当てるだけで、表面に接触したダイオキシン

などの有機物を分解する魔法のような技術です。


この酸化チタンなどを、ビル建材や道路舗装材などに大量に用いて、街全体

が浄化作用を持つ環境都市づくりをしようという計画も、大手の建設会社

とタイルメーカーによって始まっています。



また、ダイオキシンに汚染されてしまった土壌を浄化するためのユニークな

技術も出てきました。


木や草を腐葉土に戻す、キノコの一種を用いて、ダイオキシンを分解処理

しようというものです。


すでに、土壌中のダイオキシンを15日間で60%、分解することに成功

した実験結果も発表され、バイオテクノロジーを応用して分解能力を高めた

新種の菌の開発も活発化。


実用化へ向けた技術開発が着々と進行しています。

未来は明るいのです。


環境問題というと、人々の危機感をったずらにあおるセンセーショナルな

報道も多くて、「昔に返れ」 的に現代文明を否定し、経済発展を 「悪」

とするような議論の聞かれますね。


しかし、環境問題は、むしろ技術革新とそれによって拡大する新ビジネス

によって、発展的に解決する方向で考えるべきですよね。


環境の安全を守る新産業が、21世紀の未来産業の一角として、発展する

ことは間違いないと思います。位置情報




posted by 富力 at 14:26| Comment(0) | TrackBack(1) | なるほど、エコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。