2011年01月07日

レアアースって何?




2疑問.jpg そもそも、「レアアース」 って一体何?


レアアースは、日本語で 「希土類(きどるい)」 と言って、

ある種の元素の酸化物や、塩化物などの総称なんです。


2疑問.jpg よくわからないけど、レア、と言うことは希少価値がある

   ってこと?



いいえ、レアアース自体は、資源としては大量にあるんです。

では、なぜ、レアと呼ばれるのか説明すると・・・、


昔々、人類が貨幣に金属を使い始めたとき、最初に使われたのは

金でした。

次に銀、そして胴。

今は、1円玉にアルミニウムも使われています。


なぜ、この順番に使い始めたと思う?


2疑問.jpg うーん・・、なんでだろう?


この順番は、その金属だけを取り出しやすい順番なんです。

金は、他のものと化学反応を起こさないから、掘り起こしたら、

溶かして、不純物を取り除けば、純粋な金ができます。


ところが、熱を加えるなどの簡単な方法で、純化できない金属

も多いんです。



時代とともに、技術が進歩して、銀や胴も貨幣として使える

ようになったんです。


アルミニウムも江戸時代には、すでに、ボーキサイト(不純物の混ざった

状態の鉱石)が発見されていたけど、そこからアルミニウムだけを取り出せ

たのは、明治以降なんです。



なぜなら、取り出すには電気分解が必要だから。

ちなみに、1円玉を1枚作るには、電気代のせいで1円以上かかると

言われています。


そんなわけで、「レアアース」 が、レア、なのは、

他の元素などと一緒の状態では、たくさんあっても、単体としては

取り出しにくいからです。


取り出すには、高い科学技術と、コストが必要なんです。

単体の元素が珍しいから、レア、なわけです。



2疑問.jpg なるほど〜・・!


日本は、中国から塊(かたまり)の状態で輸入して、

高度な科学技術で、単体のレアアースを取り出しています。


2疑問.jpg レアアースが、どういうものかは、わかったけど、

   何に使うの?



じつは、レアアースがないと、絶対にできないものは、

あまりないんです。


レアアースは、今あるものの機能を向上させるために使われます。

身近なものだと、テレビ・携帯電話・パソコン・ハイブリッドカー

などのエレクトロニクス製品に使われているんです。



ひらめき レアアースの身近な使用例

・ハイブリッドカー・・・磁力モーターの性能を上げる。

・デジタルカメラ ・・・光学レンズを研磨し性能を上げる、軽量化。

・ブラウン管テレビ・・・輝度を上げる。

・影響テレビ/パソコン/携帯電話

 ・・・液晶画面に使われる発光ダイオードの性能向上。
 


2疑問.jpg なるほど、知りませんでした!


ハイブリッドカーに使われている、磁力モーターは、

磁力を保つ 「保磁力」 が必要だけど、その保磁力を維持する

のに、レアアースがとても優秀な働きをするんです。


レアアースが使われると、より高機能になるわけ。

レクサス1台に、およそ400gのレアアースが使われているそうです。


ほかにも、携帯電話や液晶テレビの画面は、長時間スイッチを入れて

いても熱くなりにくいから、安心ですよね。


ここにもレアアースが使われています。

いろいろな所で、生活を便利にしているんです。

                  車(セダン) ・・・つづく  




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posted by 富力 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | なるほど経済ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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