2010年11月15日

リーダーに求められる器の大きさ




本当のリーダーというのは、あまり細かくて緻密な人では駄目

なのです。



上があまり細かすぎると、下はまったく動けなくなります。

上の人が、もう少し大きな目を持って、目標を提示して、


「だいたいこんな感じでやりなさい。あとは私が責任を持つから。」

というように言ってくれると、下は自分の思うように働けます。


「責任は自分が取るから、だいたいこの範囲内であればかまわない。この

くらいまでなら失敗してもよいから、どんどんやれ」 と言って、


ドーンと権限委譲(けんげんいじょう)して、任せてくれるような人の下

では働きやすいのです。



そういうところは、企業としても伸びていきます。
 うんうん.jpg


また、芸術系の人などは、けなされると、けっこう精神的に弱るので、

「この人は変わっているな」 と思っても、

「これだけ変わっているというのは、何かすごい才能があるのかもしれない」

と、思いを示す必要があります。



芸術系の人は、音楽家でも、画家でも、傷つきやすいところがあるので、

言葉に気をつけなければいけません。


天性のリーダーは、「秀才のなかの秀才」 からも、時々出てくることは

あります。


しかし、一般に、秀才というのは、小さなことではミスしないのに、

意外に、大きな判断でミスをすることがよくあります。



秀才は、過去のものを勉強するのは得意なのですが、未知のものについては

どうしたらよいかが分からず、対応できないことが多いからです。



未知のものに対応するためには、蛮勇を奮わなければなりません。

分からないことに対しても、責任を取らなければなりません。


そのため、多少、打たれ強い考え方を持っている人、自分で責任を

取れる人、あるいは、「負けても、もう一回、這い上がる力」 を

持っている人のほうがよいのです。



そして、若いうちに、いろいろな失敗や挫折を経験している人のほうが、

どちらかというと、安心できます。


失敗や挫折をしていない人に、大きな企業の経営や、政治などを任せると、

とても怖い面があるのです。


そういう人は、うぬぼれていて、自分をほめる材料ばかり探していますが、

現実に、うまくいっているかどうかが見えてこないことが多いからです。

困ったなあ.jpg

「若いうちの苦労は、買ってでもせよ」 と言いますが、

企業経営でも、経営者として本当に大成したければ、やはり、若いころから

こまめに失敗をしておかなければ駄目です。


失敗の中には、不可抗力によるものもあるでしょが、

やはり、「チャレンジして失敗する」 というクセをつけることが

大事です。



もちろん、破滅の段階まで行かないほうがよいと思いますが、

前向きにチャレンジして、こまめに失敗を積み重ねていけば、それが

成功への道になるのです。
うんうん.jpg


成功への道というのは、失敗の積み重ねのなかから出てきます。

失敗を全然していないということは、「チャレンジしていない」 という

のと、ほとんど同じです。



21世紀から22世紀にかけて、未来の企業がたくさん出てくると思います。

中小企業をつくるにせよ、そこから大企業になっていくにせよ、

それらはみんな、チャレンジャーたちがつくっていきます。


そういうチャレンジャーたちは、

「今ある大企業に、これから勤めよう」 と思っている人たちでは

ありません。


そういう人たちは、たいてい強い個性の持ち主で、もし、大企業に

入っても、辞めて出てしまうような人なのです。


個性が強いために、上司や組織とは、なかなか合わないわけです。



そのため、個性の強い子供は、自分に対して否定的な判断をしやすい傾向が

あるので、親が励ましてあげてください。



自分の子供に可能性があると見たら、

「あなたは大企業に向くようなタイプではないから、独自の道を

歩みなさい」 と言って、ポンと背中を押してやる気概が必要です。


「自分の好きな道を選んで、自分で道を切り拓いていくことは大事であり、

そういう人は偉いのだ」 と言ってあげましょう。


それから、人が嫌がるような仕事でも立ち向かっていく人というのは、

やはり立派です。


そういう人を大事にしてください。




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posted by 富力 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | なるほど経済ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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