2010年06月15日

年金制度は、「国営ネズミ講」




家 「年金暮らしで悠々自適」、そんな安楽なイメージが、年金

  という言葉から消えてしまったのはなぜですか?



じつは、年金制度は、控えめに言ってもアンフェア、はきり言えば、

「だまし」 に近い実態があるんです。


 ◇年金制度は、国が運営する 「ネズミ講」


年金制度が従来のままでは立ち行かなくなることは、最近、さすがに

知られ始めました。


少子高齢化で、年金を受け取る年寄りは増えて、それを支える若者は

減っています。


受け取る年金を減らすか、支える側の負担を重くするか、その両方を

やらない限り、続かなくなるのは目に見えています。


ということは、

日本の公的年金制度は、後から入ってお金を払う人が、次々に増え続け

ないかぎり、どこかで成り立たなくなるシステムなんです。


そこが、いわゆる、ネズミ講と同じなのです。


家 ちょっと信じられない、「そんな馬鹿な」 って感じです。


ネズミ講は、それがネズミ講だと気づかれないこそ成り立ちます。


年金制度も、ネズミ講と同じであることが国民に気づかれないように

仕組まれたフシがあるのです。


 ◇自分が払った分をもらうわけではない。


というのは、あなたは最初から、年金とは 「若い人が高齢者を支える

もの」 だと思っていただろうか?


たいていの人が、「年金は、自分が現役時代に長年払い続けたお金を

受け取るもの。だからきちんと払っておけば、老後は安心」

と思っていたはずです。


家 はい、なんとなくそう思っていましたが・・。


この問題を解決解決するためのキーワードが、

   「積立方式」 と 「賦課(ふか)方式」。


どちらも年金の財政方式をあらわす言葉ですが、考え方は大きく違い

ます。


・積立方式・・・現役時代のうちに、自分の老後に使うために年金を

        積み立てておく」 という方式。

        「自分の老後は、自分で面倒見る」 というもの。


・賦課(ふか)方式・・・「自分が老後に受け取る年金は、そのときに

            生きている現役世代が払う保険料によって

            支えてもらう」 という財政方式。


言い方を変えれば、「若い頃に他人の面倒を見たかわりに、自分の老後

も他人に見てもらう」 というやり方です。


日本の年金制度は、賦課(ふか)方式をとっています。 


私たちが納めた保険料は、その時点の高齢者の年金に使われて消えて

きました。


ところが、厚生労働省が、「修正積立方式」 という、まぎらわしい

呼び方をしてきたため、あたかも積立方式であるかのような誤解を

招いて、ネズミ講であることに気づかれにくかったのです。


 ◇年金は、政治家や官僚に勝手に使われてきた。


ネズミ講で一番もうかるのは、加入者ではありません。

多くの人を加入させ、多額のお金を集めて利益を上げる運営サイドです


日本の国の年金にも、これと似たような構図がありました。


じつは、日本の年金制度は、スタート時は積み立て方式で、途中から

賦課(ふか)方式に変わりました。


以後、毎年の年金の給付分は、同時代の現役世代から集めた保険料で

はらえばいいことになったので、それまで国民が積み立てた多額の

積立金が余った形になりました。


この積立金は、国民に年金として給付するためのもので、当然、国民に

帰属する財産なんです。
 


ところが、あろうことか政治家や官僚は、これが自分たちの自由になる

税収であるかのように、年金以外の用途に使ってきました。


この積立金に寄生する、天下り特殊法人をたくさんつくり、グリーン

ピアなどの保養施設を建設して、浪費してきたんです。



その額、じつに 約6兆4千億円。


しかし、この横領または、詐欺に等しい犯罪行為に対して、国は何の

ケジメもつけていません。


それどころか、今後も年金制度を維持するためには保険料だけでは足り

ないとして、「財源」 と偽って、消費税などを増税し、国民から

さらにカネをとろうとしています。


この点は、自民党政権も、民主党政権も同じです。


しかも肝心の国民に対しては、2007年に発覚した 「消えた年金

記録」 問題など、社会保険庁の許しがたい仕事ぶりが明らかになり

ました。




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posted by 富力 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(1) | なるほど年金問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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