2009年10月26日

資金繰り、自社の信用格付けを聞いてみよう

晴れ 信用格付けも押さえておくべき重要なポイントです


信用格付けとは、銀行が企業の信用リスクにに応じて格付けをするものです






信用格付けは、年に1度行います。

1度決まってしまうと、1年間そのままです。

また、格付けによって融資を受けやすいかどうかや、金利が変わるので

極めて大事です。


格付けは、

決算の内容で見る 「定量分析」 と、経営の資質・販売力・技術力などの

数字にならない 「定性分析」 の両面できまります。



だから、決算の内容をよくすることも大切ですが、普段の付き合いの中で

数字以外の部分をアピールしておく必要があります。


銀行が行う信用格付けは、金融庁が各銀行を対象に行う金融検査によって

大きな影響を受けています。


金融検査によって、銀行の信用格付けが適正でないと分かると、修正を求め

られるからです。



なので、金融庁が何を基準に中小企業を評価するかが大事になります。


金融庁が出している、

「金融検査マニュアル別冊[中小企業融資編]改訂」 に詳細が載って

いますので、それを参照して、情報の格付けアップを狙うとよいですね。

・中小企業庁ホームページはこちら


融資先に格付けは、言ってはいけない、という決まりはないので、

銀行に 「わが社のランクはどこか」 を聞いてみればいいのです。


答えてくれれば、

「格付けをもう一段ランクアップするには、どうすればよいのか」 と聞く

ことができます。


ランクアップすれば、銀行側にとっても、貸倒引当率が下がるので、収益

が向上します。

お互いにメリットがあるので遠慮する必要はありません。


晴れ 資金繰り表は必ずつくっておこう


中小企業の資金繰りは、経験と勘と度胸でやることが多いのが実情

ですが、やはり3ヶ月〜6ヶ月先までの資金繰り表はつくっておきたい

ところです。


不況になると、お金の入りが読めないのは確かですが、せめて、

1ヶ月分の現金の入りと出の予定を並べただけの日繰りの資金繰り表でも

いいから、つくっておくべきです。



それから、損益分岐点分析も大事です。

売上高に占める、損益分岐点以上の売上部分の割合を、安全余裕率といい

ますが、これを高める方法は4つしかありません。


変動費の削減、固定費の削減、販売数量の拡大、販売単価の引き上げ、

の4つです。


ポイントは、極力、

人件費を減らさない方法を検討することです。

また、

経費削減の方法を従業員に考えさせることも有効です。


以上のような方法を使えば、資金繰りはずいぶん楽になるはずです。

ぜひ、専門家と相談するなどして、必要な知識を得て、資金繰りの改善に

努めていきましょう。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ◇ 銀行交渉のポイント


○ 銀行は書類で動いているので、資金繰り表や経営計画書など、資料を

  しっかりと用意できるようにしよう。


○ 交渉は、キーマンを入れて複数対複数で行おう。

  ノートやメモを取ることも忘れずに。


○ 自社の格付けを確認して、ランクアップするための方策を考えよう。


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posted by 富力 at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行交渉のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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