2008年09月30日

主婦でも熟年でも、ベンチャーになれる、21世紀の勝者の条件って?


日本の経済は、まだまだ強くなる。

でも、全員が勝者になることはありえない。


家 勝ち組みとか、負け組みということかな・・?




敗者といっても、今の日本では、そこそこ食べていけるので、

そんなに心配はいらない。


でもこういう大発展の時代に生きているわけだから、勝者をめざしたい。

主婦であっても、勝者を目指すべきだと思います。


家 賛成です!そのためにはどうすれば?


まず何が大切かというと、「主役意識」を持つことです。


「私は21世紀の中で、輝ける存在になろう」というイメージを

しっかり描く。

描いたら、次に大事なことは、「戦略」をたてることです。


家 戦略というのは?


流れに乗って、その場その場で動いているんじゃなくて、

落としどころを決めて、そこに向かってどう進めるかを考えるということ。


家 行き当たりばったりじゃダメなんですね。


そうです。たとえばアメリカは、国家レベルから、企業、個人に至るまで

戦略を持っています。

1990年代に日本がアメリカに、さんざんやられたのは、向こうが

戦略を持っていたからです。


アメリカは、日本に追い越されそうになって、危機感を持って、日本の

いちばん弱いところを研究した。

それは、国際競争力のない分野、つまり、国家から守られている分野だった


家 その分野って?


金融とゼネコンです。


金融機関がつぶれたり、不良債権を持って大変だったよね。

戦略を持っている国が、戦略を持たない国に向かえば、簡単に勝てる。


家 じゃあ、日本は負けてばかりですか?


ところが、製造業の方はびくともしなかった。

なぜなら、戦略もあり、国際競争力もあったから。


それに、今では銀行業界も、努力を重ねて不良債権を処理して、合併を

繰り返してどんどん発展していますよ。


日本人は、これだけ勤勉だし、技術力もあるしお金もある。

あとは戦略を持てば、世界のナンバーワンになれると思う。

逆に戦略を持たなければ、負けていくでしょう・・。


家 んー・・、大変な時期に来ているわけですね。


だから、「日本の未来は明るい」とだけ言っているんではなくて、

きちんと戦略をもたないといけない。

それは、主婦であろうが、高齢者であろうが、国民みんなにいえることです


家 わかりました!戦略を持つことですね。


では、戦略を立てるときに必要なものは何かというと、それは「情報」です


この情報には、2種類あります。


ひとつは、マスコミなどによる公開されている情報。

もうひとつは、自分しか知らないような情報、あるいはまだ少数しか

知らない情報。


情報は常に現場にあるんです。

自分が情報をとるために行動と、コストを惜しまない人が、勝者に

なっていきます。


じつは、現場にいちばん近いところにいるのは、主婦なんですよ。


下着メーカーにしても、本社の会議室で一生懸命、議論しているよりは、

実際に下着を使っている主婦の感覚のほうが役立つんです。


家 そうか、私たちの生活こそが現場なんですね。


だから、主婦のベンチャービジネスは流行ると思います。


主婦は、夫の給料やパートで家計を切り盛りするだけ、と思って

いた人が多いけど、じつは、主婦こそが現場の情報の主役で、

ベンチャーの担い手なんですよ。


情報には、5つのキーワードがあります。

「新鮮さ」「質」「量」「種類」「必要性」



情報は、膨大な量があるから、古くなった情報や、不要な情報は切って

いかないといけない。

ところが、人間は、時間とお金をかけたものに対しては、なかなか捨てられ

ませんよね。


家 耳が痛い。うちにも、いろいろなものがあふれ返っていて、捨てられない。


もう賞味期限の切れた肉を炒めて食べたら、おなかを壊すでしょう。

それは捨てて、新鮮なお肉をたべなきゃいけない。


情報にも鮮度があるんです。

それと、将来を左右する情報は必ず、現在にあります。

多くの人は、それに気づいていません。



これをいかに手にいれるか。


21世紀のキーワードは、「戦略」と「情報」です。


家 でも、主婦同士でいろんなアイデアを話合ったりするんだけど、

それが現実に仕事に結びつくと思っていないんです。

次のステップに行くためには、どうすればいい?



いちばん早いのは、自分と同じ問題意識や、同じ趣味を持っている人と

組むことですよ。


たとえば、幼稚園のお母さん同士でも、同じ問題を抱えていたら、

声をかけてみる。今はブログとかも簡単に作れるから、そういうものを

利用すればいい。


自分が悩んでいることは、人も悩んでいることが多いので、そこが商売に

なります。




家 でも、実際に始めて、失敗するケースもありますよね?


起業する時のポイントは、「こだわらないこと」なんです。


主婦がお店を出して失敗するケースは、自分の趣味でこだわりで

やっているから。


家 でも、自分で気に入ったからはじめるわけですよね?


動機はそうだけれども、自分の好きなことを、必ずしもお客さんが好き

だとは限らない。

逆に言うと、自分は気に入らなくても、お客さんが気に入れば収入に

なるんです。


自分が好きで始めるのは、「趣味」、

お客さんが買ってくれるのは「ビジネス」。

ここを間違えてはいけません。


家 自分が、甘いお菓子が嫌いでも、売れるなら置かないといけない・・。


お客が欲しいものを提供できるか、これを「ニーズ対応」といいます。

自分の好き嫌いでやっていては、ビジネスはできない。


家 じゃあ、自分の趣味は捨てるということ?


ある程度の貯えができるまでは、売るための努力をして、余力ができたら

自分の趣味の部分を出していけばいい。


家 それなら我慢できるかも。


女性用下着メーカーの開発者には男性もいる。彼らは、使いたいから

ではなく、お客さんが喜ぶものを作りたいと思っているわけですよね。


そういう思いになってくると、会社は発展するわけです。


家 あと、最初はすごく当たったけど、途中でダメになるケースもありますね。


今は時代の流れが早いんです。ヒット商品があっという間に売れなくなる。

1年もたない。だから、商売はイノベーションの連続で、ヒット商品を

出したら、すぐに次の商品を考えないといけません。


家 それって、きついですね。


ということは、やっぱりパートナーがいないと厳しい。

ひとりのアイデアだけでは限界があるから。


江戸時代は将軍も、大名も世襲制だったけど、260年も続いた。

ということは、できの悪い殿様もいたけど、家来がしっかりしていたという

ことです。


つまり、会社でも主婦でも、店でも、トップがスランプになっても、

周りのスタッフがしっかりしていれば、なんとかなる。


だから業績があがっているうちに人材を集める。

あるいは、お金があるなら、アイデアを買うこともできる。


組織が大きくなればなるほど、経営の仕事は、コアの部分だけになっていく

主婦の場合、これがなかなか難しい。


家 なぜ?


いつも、家庭の仕事を一手に引き受けているから、全部を仕切ろうとする。

ひとにまかせようとしないと、「有能な人」であっても、結局、

「有用な人」にはなれない。


結局、大切なことは、「自己分析」ができないとダメなんです。

自分の長所と短所を知ること。そうすれば、なにを補えばいいかわかる。


家 自分のことって、なかなかわからない・・。他人のことは、よく分析

できるけど・・。



自分の短所を知る、いちばんいい方法は何か、知っていますか?

いちばん仲の悪い人、苦手な人に自分について聞いてみること。

これがいちばんわかりやすい。


直接聞けなかったら、その人をよく知っている人に聞いてもらうといいよ。


家 それって、できそうで、できないイヤなこと・・。

でも、もしそれができたら、それだけでも成功の一歩ですよね。



もうひとつは、「喪失原理」を使ってみること。


家 なんですか、それ?


「何かの価値は、失ってみるとわかる」ということ。


家 それならわかる。離婚してみて初めて、相手の良さがわかったとか。


そうそう。だから、「もし自分がいなくなったら、この会社は、この組織は

どうなるかな」と客観的に考えてみるといいですよ。


世の中のヒット商品でも、なくなってみると、あらためてその価値が

わかるというものがあります。

なくなっても、どうってことない商品なら、ほとんど復活しない。


家 ブランドとかは、価値があるから生き残っているんですね。


そう、21世紀は、日本発のブランドが世界に出て行く時代です。

ブランド、そして文化ですね。


日本は、これだけお金が余っているし、余力があるから、趣味や文化が

開く。


これから事業をやる人には、若者であろうと、主婦であろうと、高齢者で

あろうと、「日本発のブランドをつくってみせる」というくらいの

意気込みで、ぜひ、やってもらいたいです。


傍観者にならず、主役意識をもって、いろんなことにトライしましょう!



posted by 富力 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(3) | なるほど経済ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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