2008年07月25日

なるほど、日本経済の未来は明るいの?

 2007年、世界全体で経済は、年率5・2%も伸びました。

これは、過去、110年で初めてのことなんです。






それを引っ張っているのがBRICs(マネー用語でブリックス。ブラジル

ロシア、インド中国、この4カ国の頭文字)です。


これだけの成長率があると、アメリカが多少くしゃみしても大丈夫。


5.2%というのは、14年半で世界の経済が2倍になるという数字です。

中国は、まさに日本の高度成長期に当たる時期で、インドも、その直前

くらいまで来ています。



 この中国やインドに、機械を売っているのが日本です。


 最近、地球温暖化のスピードが速まっていると報道されていますが、

この問題をクリアできる技術を持っているのは日本です。



2007年春に、中国の温家宝首相が来日した時も、公害技術や環境技術

を教えてくれと言っています。


そまであまり売れなかった、省エネ、安全、節約といった技術が、世界的に

売れるようになっています。これも好材料です。


 原油高もあって、エネルギー問題がクローズアップされています。


そのためか、ずっと原子力発電所をつくっていなかったアメリカが、20基

以上もつくり始めています。


  ところが原発は、現在のところ事実上、日本しかつくれないのです。

  三菱重工、日立、東芝です。



エネルギー問題は、世界的に見るとピンチなんですが、日本にとっては

チャンスになりつつあります。



原発というのは、2030年までに世界で150基できるといわれています

ところがメンテナンスはできても、新しく作る技術は日本しかありません。



 原発以上に緊急に必要なのは、他の発電システム。

ヨーロッパとアメリカの発電システムというのは、日本でいうと・・、

昭和20年代後半から、30年代前半にぐらい建てた、火力発電システムが

中心で、かなり老朽化しています。


しかも昔のシステムなので、CO2もたくさん出る。


今の日本の発電所は、CO2があまり出ないクリーンなシステムで、これも

作れるのは日本だけなんです。



じつは、これを作るには原発以上のお金が必要になります。


世界は、ますます日本なしでは、やっていけないような感じです。


 中国には、日本でいう中流は3億人いると言われます。胡錦とう国家主席

は、これを6億人レベルにもっていこうとしています。


実際、値段の安いサムスン製から、ソニーや、松下の薄型テレビに買い換え

る人が増えているそうです。


中国の中流層が6億人というレベルになったら、日本の5倍のマーケットが

誕生することになります。


 工業品に隠れていますが、農産物もいいんです。


以前、元大臣が北京に日本のコメを20トン持っていったら完売したといい

ます。値段は北京のコメの30倍なのに。


2001年くらいから、農産物の輸出が始まりました。


日本では農産物があまり売れないので、北京や香港に持っていったら、

うまいと、評判になった。和歌山のミカン、栃木や福岡のイチゴ、北海道の

黒スイカ、長芋なども評判だそうです。


2001年にゼロの状態だったのが、2006年度には農産物が3800億

円も輸出で売れました。


ミカンといえば、かつて自由化で、オレンジが輸入されると日本の農家は

つぶれると騒ぎましたよね。


しかし、いざ開放してみたら、かえって国際競争力をつける形になりました

「ふじ」というリンゴなどは、普通のリンゴの5倍の値段でもアメリカで

売れています。


 決して行き先は暗くない。これからの時代に豊かになるために必要な

 考え方は何でしょう?


たとえば、4年前に100万円持っていたとします。

定期預金に預けたとしたら、今、100万3600円になっています。


これが、日経平均のインデックスファンドだと、200万円になっています


3600円の利益でよしとするか、知恵を使って倍にするか。


20世紀は預けていれば殖えた(ふえた)時代です。

今は運用しないと殖えない時代です。



20年前は国債の利回りも、銀行の利子も、7%くらいありました。

黙って預けておけば、10年で2倍になったのです。その頃にお金を殖やし

た経験のある方は、銀行に預けておけばいいと考えがちです。


 しかし、現在の0.35%という金利では100万円が200万円に

なるのに205年もかかります。 これでは豊かになりませんよね。


これからはリスクを計算しつつ、金融の知識を持たないとお金は殖えません


 サブプライムローン問題は、簡単には片付かないと思うし、

世界はしばらく混乱するよね。円高になったり、株が下がったり。


しかし、それはさざ波よりも少し大きい程度の波に過ぎません。

日本経済が根幹から、ひっくりかえるようなものとは違います。


 未来は明るいと信じて、誠実に努力することが大切。 


posted by 富力 at 03:48| Comment(0) | TrackBack(1) | なるほど経済ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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